稲垣潤一と「あのちゃん」の意外な共通点とは?「ビジネスボイス」によるブランディング論 ~実はオレも「ビジネス関西弁」だった?

総帥の独り言

稲垣潤一が出るコンサートに行ってきた。

ファンでもなんでもないので全く興味なかったが、友人がチケットをタダでもらったとかで、オッサン二人で出掛けた。

会場の入口でもらったパンフレットを見ると、偶然、浜省兄貴と同じ73歳だと知り、急に興味が湧いた。

パンフレットを読んで興味が・・・

下記の記事で書いたように、73歳の浜省兄貴のコンサートで感じた年齢なりの変化や味わいが、同年齢の稲垣潤一の場合はどうなんだろう?という比較対象としての興味だ。

今年も浜省兄貴の同窓会?に出席することができた。バンドも観客も、着実に一つ歳を重ねたことを実感しつつ・・・
「まあ、腰かけてくださいな」 オープニングの数曲を終えたところで、ステージ上から浜省兄貴が観客に促す。 「座る」ではなく、「腰かける」というお爺さん言葉?を兄貴が発したことに驚きつつ、こちらも調子を合わせて、「では、お言葉に甘えて」と呟きな...

稲垣潤一の曲と言えば、学生時代に聴いた「ドラマティック・レイン」や「クリスマスキャロルの頃には」ぐらいしか知らないが、当時のあの曲を、73歳の今はどんな風に歌いこなすのだろうか?

トーク中の声を聞いた違和感

歌が始まる前、冒頭に共演者とのトークが5分ほどあった。その時に驚いたのは、あの稲垣潤一が、非常に低く落ち着いたシブイ声で話していたことだ。

歌のイメージで、勝手に甲高い声を想像していたのだが、全く違う声だ。大きなホールの後方席だったので、顔はハッキリ見えず声だけ聞いていると、誰なのか全然分からない。「知らないオジサン」がステージ上でしゃべってる、という感じだ。

確かに、73歳のおじいちゃん(失礼!)が甲高い声でしゃべってる方が違和感があるか? クロちゃんじゃないんだから(笑)

クロちゃん??

歌が始まり「稲垣潤一」になった!

それが歌になると一変して、あの聞き慣れたハイトーン(いわゆるクリスタルボイス?)を発する「稲垣潤一」になった。73歳の今も、耳に馴染んだ「あの声」だった。

この「普段の地声」と「歌声」のギャップが、「歌手・稲垣潤一」のブランディングに大きく寄与しているのは間違いない。トーク時の、あの低くボソボソとした声ではインパクトが全然違うので、あのままでは曲も売れなかっただろう。

都会的で洗練されたあの曲たちには、やはり、あのクリスタルボイスが似合うのだ。

「あのちゃん」と同じビジネスモデル?

耳慣れた曲たちを聴きながらふと気付いた。トークの時の低い声を、歌う時だけクリスタルボイスに変えるという手法は、「あのちゃん」と同じビジネスモデルじゃん!と。

「あのちゃん」は、変声?と「ボク」と自称するというビジネスモデルで、強烈なキャラクターを築き上げて成功した。しかし、20代(年齢非公表なので推定)の「あのちゃん」は、そのモデルを始めてまだ10年もたってないけど、70代の「潤ちゃん」は約50年もそのモデルを維持しているのだ!

「潤ちゃん」は「あのちゃん」の大先輩?

さまざまな「ビジネス●●」

ほかにも、実態とは違うことを、何らかの目的のためにあえてやって、その方がイメージとして認知・定着しているケースは多い。商売のためにキャラクター作りをしている、いわゆる「ビジネス●●」だ。

稲垣潤一や「あのちゃん」の「ビジネスボイス」以外にも、

  • 宮川大輔や山里亮太の「ビジネスメガネ」

仲良く伊達メガネで

  • 葉加瀬太郎の「ビジネスアフロヘア」

寝ぐせを隠すためアフロに?

  • 重盛さと美の「ビジネスおバカ」?(真偽は不明だがGeminiさんはそう主張しておられる)

ほかにも、小倉優子の「コリン星モデル」も一種のビジネスモデルと言えるだろう。但し、これは無理があり過ぎたため既にモデルが破綻をきたし、実は「千葉県茂原市民」であったことを現在は認めているが。

今は右側の星の住人?

オレも「ビジネス関西弁」だった?

かく言う私の場合も、「ビジネス関西弁」と言えるかもしれない。

関西から東京に出てきて30年以上経つが、いまだに全て関西弁で通している。職場でも、

「何やっとんねんアイツは! アホちゃうんか!」

と大声で関西弁をカマしている。これが標準語で、

「何やってんだアイツは! バカじゃないのか!」

だと、私の場合はキツ過ぎるのだ。

一般的には、標準語に比べて関西弁は「キツイ」「コワイ」と言われる。しかし私の場合、発するコトバの内容自体が、たいてい激しく、キツく、シャープなので、それを標準語でそのまま言うと、逆に相手には強すぎるのだ。

そこを関西弁で緩和・中和して、少し柔らかめのトーンに落としている、というのが長年関東で暮らしながらも、私が関西弁を通し続けている理由だ。

関西弁で丸く収まる?

「ナニ言ってんだ、違うだろ!」ではなく、

「ナニゆうてはりますのん、ちゃいますやん」でなければダメなのだ。

そういう意味で私の関西弁は「ビジネス関西弁」なのかもしれない。そして、関西弁を駆使するおかげで、このブログのオチに困った時も、「知らんけど」で落とせるし(笑)

会話のオチが「だよね~」で許される関東人と、「なんでやねん!」しか許されない関西人
日常会話において、関西人としては、会話の最後が「だよね~」だけで終わると、何かモヤモヤして、不安ですらある。そのあとに何か面白いことを言って、きちんと場を締めないといけない、という気になる。一方、「なんでやねん!」で会話がきれいに締まると、...

ちなみに、関西におけるエスタブリッシュメントの三大条件は、「京大卒」「阪神ファン」、そして「ネイティブな関西弁」である。

これもワシの勝手な独断やから、ホンマかどうかは、知らんけど(笑)

(注)記事中の画像はほぼ全てGeminiが作成したイメージで、ほとんどがご本人ではありませんので、悪しからず。

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