「迷ったらGO!」か「迷ったらNO!」が人生の分かれ道。その時あなたは「どうする? GOする⁉」

ヒツジさんからのお手紙

受験や就職など、人生の大きな決断で迷った時、あるいはもっと些細な「この商品を買うか買わないか」といった日常の場面でも、選択に迷った時にどういう判断をするか? その小さな決断の積み重ねで、人間の生き方と人生の結果は大きく変わっていく。

カネを使う場面での私の判断基準は、以下の記事で書いた通り、「その金額は自分が死ぬ瞬間にポケットに残っているか?」である。

「ゼロで死ぬ」のは意外に難しい? アラ暦からは 「金の貯め方」でなく「金の使い切り方」を考えるべし! ~その1万円いつ使うか? 今でしょ!~ 
自分が死んだ瞬間、ポケットの財布には、いくらの金が入っているだろう? 1万円かな? いや、5万円ぐらいは入ってる時もあるか? でも今のご時世、現金で10万円は財布には入れないな。 では、銀行にはいくらあるか? 100万円? 1000万円? ...

迷った時の選択の癖

カネ以外の場面における決断の仕方でも、人それぞれ傾向や癖があるだろう。

迷った時に、

「どうなるか分からんからやめておこう」の「迷ったらNO!」派。

逆に、「どうなるか分からんけど、面白そうだからやってみよう」の「迷ったらGO!」派。

慎重な性格の人は前者の傾向が強く、楽天的で攻めるタイプの人は後者の選択をすることが多いのではないか。

「どうする? GOする!」でお馴染みの「タクシーGO」のCMではないが、もちろん私は、後者の「GOする!」派だ。攻めるタイプの性格であるということもあるが、一応、私なりに、「GO!」の選択をする根拠がある。そして、意識的にそういう選択をするよう、自分に課しているところもある。

「どうする? GOする!」

迷うということは、迷えるだけの水準にあるということ

迷うレベルまで来ている事案は、単なる夢や妄想の次元ではなく、かなり現実的なレベルまで具体化している選択肢であるはずだ。

例えば、「1億円あったら世界一周旅行に行きたい」というのは、単なる夢想レベルに過ぎず、悩むまでもないリアリティのない選択肢だ。本人も真剣に検討しているわけではない。

一方、「夏休みに100万円かけてヨーロッパ旅行に行きたいけど、今は円安だし現地の物価も高いから、どうしようかなぁ・・・」というのは、かなり現実的な迷いで、実現できる可能性も十分にある悩みだ。

つまり「迷う」ということは、荒唐無稽な夢物語ではなく、現実的な選択肢として検討するレベルにある、ということだ。

受験の時にどうしたか?

他にも受験の例では、合格の可能性がほぼない「D判定」ならば最初から悩むこともなく、受験しないだろう(記念受験以外では)。

逆に、「A判定」で合格確率80%以上の可能性があるときも、迷うことなく受験するだろう。

迷うのは「B判定」や「C判定」のときで、「可能性はあるが、高くはない」「五分五分程度」というケースだろう。しかしそれでも、それだけ高いレベルにはあるということで、決して夢物語ではない。

だから、「迷えるだけのレベルまで来ているのであれば、思い切って突っ込めばいい。成るか成らぬか、あとは己の努力と執念次第で決まる」というのが私の考え方だ。

仕事の場面でも・・・

逆に、「少しでもリスクがあることは一切やらない」というタイプの人もいる。

先日、仕事で新しいプロジェクトを始めようとして関連部署に相談に行った。するとそこの担当者が、「やるのは勝手だけど、全部あなたの責任でどうぞ。私は一切関与しないので」とのたまう。

普段から彼は、何事に対しても懐疑的で、会話も「いや・・・」「でも・・・」と否定から入る。全ての火の粉を振り払い、自分には何ひとつ災厄が降りかからないように防御し続けるだけのタイプだ。

私は半ば呆れながら、怒りを押し殺して彼に聞いてみた。

「君のその人生、オモロイか?」

あらゆるリスクを回避し続けて、一体全体、何を必死で守ろうとしてるのだ? そんなに必死で守らなければならないほど、君の人生は高い価値があるのか? と素朴に思ったので。

ノーリスク・ノーリターンの人生

投資の世界では「リスクとリターンは比例する」という基本原理がある。

つまり、高いリターンを得るためには、高いリスクを伴うという「ハイリスク・ハイリターン」。

逆に、リスクを低く抑えれば、得られるリターンも小さいという「ローリスク・ローリターン」。

すると、リスクを全く取らなければ、当然、得られるリターンもない。つまり「ノーリスク・ノーリターン」となる。

なので、すべてのリスクを回避・排除すれば、そこには何のリターン(喜び・楽しみ)も生まれないということになるが、果たしてそんな人生が楽しいのだろうか?

どっちの選択をしても結果は同じ?

もちろん、「迷ったらGO!」でやって必ず成功するわけではない。むしろ失敗することの方が多いかもしれない。逆に、全部「NO!」でやったからといって、すべてのリスクを完全に回避できるわけでもない。

つまり、「GO!」でやっても「NO!」でやっても、やり続ければ結果的に成功する確率は五分五分に収れんするのであれば、ずっと「迷ったらGO!」で通した方が、守るだけの「NO!」人生より、ずっとエキサイティングで楽しい人生になるのではないか?

何もしない「NO!」だけの人生より、「GO!」で色々経験してみる人生の方が、少なくとも失敗も含めた「経験値」の分だけ、豊かになって「お得な人生」なのではないか?

だから私は、あえて「迷った時にはGO!を選ぶ」と決めている。

さて、あなたは迷った時、「どうする?」「 GOする??」

あなたは「どうする?」

 

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