海抜ゼロメートルから我が家を見上げたら、日常が違って見えた 〜浦安マリーナから湾岸タワマンエリアの運河をボートで巡る旅 ~

釣り

2年ほど前、釣りのためにせっかく船舶1級免許を取ったのに、ほとんどボートを運転する機会がなく、2年間で10回も船に乗っていない。

船舶1級免許を取ってみた①実技編
釣りを始めて約3年。この間ずっと釣れなくても陸っぱり一筋。何度か船釣りにも誘われたが、まだ踏み切れていない。理由は、船酔いが酷いので乗合船で船釣りに行く勇気がないため・・・ そこで思いついたのが、「クルマと同じで自分で運転すれば酔わないんじ...

運転しないと上達しないので、ますます乗るのが嫌になる、という悪循環になる。ペーパードライバーになっていくクルマの場合とまったく同じだ。

これまで行ってた木更津のマリーナでは、たいして魚も釣れないのであまりいい記憶がない。そこで思い切って気分を変えて、初めての「浦安マリーナ」で「操船体験会」に参加してきた。

初めての浦安マリーナへ

ディズニーランドにほど近く、舞浜ユーラシアの目の前にマリーナがあった。オシャレな街、浦安のマリーナらしく、とてもキレイだ。

浦安マリーナの外観

今回の操船体験の船は「ヤマハYFR-24」。安定性が高く初心者にも優しい船だそうだ。

ヤマハ YFR-24

この船で東京都内の水門や橋下を航行しながら、河川航行のルールを学ぶ、というのが今回の体験会の趣旨だ。東京湾奥には河川や運河が多いが、そこを運転するのは私にとって初めての体験になる。

初めて東京湾奥の運河へ

航路は、浦安から西へ向かい、東京湾奥の河川や運河を通って、ベイブリッジの下を抜け、羽田空港の滑走路近くまで行く、というコースだ。

マリーナを出て西へ進むと、すぐ右手にディズニーシーの「プロメテウス火山」が見えてきた。

海側から見るのは初めて

さらにその西には、葛西臨海公園の大観覧車とスカイツリーも。

スカイツリーも見える

そして東京ゲートブリッジをくぐり、東京港の中へ。

東京ゲートブリッジから東京港の中へ

そこから北上して新曙橋をくぐって「あけぼの運河」に入り、夢の島を右手に見ながらさらに北へと進む。

運河の中へ

船から我が家を見上げる!

そして砂町運河方面へ左折し、いよいよ東雲運河へ! いつも釣りをしながら東電掘側から見ている「東雲水門」を反対側から通過する。

見慣れた「東雲水門」を初めて船で通過

するとついに、私のホームグラウンド?である「東電掘」が右手に現れ、我が家も船から拝めた。

船上から見る東電掘と我が家

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さらに、左に有明アリーナ、右に豊洲市場などを見つつ東雲運河を滑走し、再び東京港に出る。

(東雲運河を滑走する動画) IMG_1618

そして、晴海フラッグを右手に見ながらレインボーブリッジを目指す。

再び東京港に出た

晴海フラッグの前に大型客船が

レインボーブリッジをくぐると、フジテレビが見えてくる。

レインボーブリッジをくぐると・・・

レインボーブリッジ越しに見る湾岸タワマン群

レインボーブリッジを通り過ぎて振り返ると、橋の向こうには左手に晴海エリア、右手に豊洲エリアのタワマン群が見える。

橋の向こうにタワマン群が

そのままさらに南西に向かい、羽田空港のD滑走路の前で船を停め、頭上を飛んでいく飛行機を眺めた。

D滑走路から飛行機が

羽田から飛行機が飛び去っていく

無事、浦安マリーナに帰港す!

こうして東京湾の湾岸エリアを2時間ほどクルージングし、快晴で穏やかな海のおかげで波乱もなく、無事、浦安マリーナに戻った。

久しぶりの操船による緊張感と船の揺れで、岸に上がると心地よい疲労感に包まれた。

今回は「操船体験」コースだったので、私を含めて4人の受講生が交代で運転したから、実際に運転していた時間は1人30分ほど。ほかの皆さんはベテラン風で、操船もとてもお上手でした。おかげで私は、ほとんど写真撮影に専念できた(笑)

自分の日常生活も違って見える?

広尾から豊洲に引越して数か月、毎日、湾岸エリアのタワマン群と、その間を縫うように張り巡らされている運河を走るボートや屋形船を眺めていた。「あの船から見上げるタワマン群は、どんな風に見えるんだろう?」と想像しながら。

今回、実際に船でタワマン群の間をボートで走り抜け、だだっ広い木更津の海を走るのとは違う操船の楽しさを知った。そして、これまでは「釣り場」としてしか見ていなかった湾岸エリアの海の別の楽しみ方も発見した。

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さらに、水面を滑走する船から我が家を遠目に見上げながら思った。「あそこが階層だけで全てが決まる『いとわろし』な生活が日々繰り広げられている舞台か・・」と。

「標高(階層)の高さ」が絶対的正義として支配しているタワマンを、逆に海抜ゼロメートルという最底辺から見上げると、多少、階が上だろうが下だろうが、みな同じ湾岸の埋立地に無理やり積み上げられた砂上の楼閣にしか見えない。

そして、そこで営まれている自分たちの日常生活の滑稽さを、あらためて感じた。

それに1000万円払おうとしてるオレも、たいがいのアホやけど(笑)

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