カウントダウン第4号は、遂にあの「東京クラシッククラブ」でゴルキャンが実現。全てにおいて別格だった!(②グランピング編)

キャンプ

ゴルフの後はグランピング

ゴルフ終了後、風呂に入ってから、隣接しているキャンプエリアに移動する。既に散々酒を飲んでいるので歩いて移動するが、道路を渡ってすぐなので、2~3分で到着する。因みに会員は、ゴルフのプレー中に宿泊するキャビンの前までスタッフが車も移動しておいてくれるそうだ。

キャンプ場内の道案内

隣には乗馬場が

「森のリビング」というコンセプト

キャンプエリアは、2階建てのロッジからティピー風のテントまで、様々なタイプの常設の宿泊施設があるグランピング場だ。最初に立ち寄る受付棟の中には本格的なバーコーナーがあり、棟の周囲にはプールやサウナ、イベント用のステージ、子供の遊具などが配されていて、「森の中のリビング」というコンセプトが体現されている。

管理棟横の共有スペースにはプールやサウナが

サウナ室がいくつかある

我々が泊まったのは2段ベッドが2つある4人用のキャビン。室内に薪ストーブや洋風の露天風呂もあり、オッサン4人で寝ても全く窮屈さを感じない。庭には建屋と同じぐらいの広さのデッキがあり、基本的にそこで食事をして、さらにデッキの横にある専用の焚火スペースで心行くまで焚火ができる。宿泊施設どうしの間隔もゆったり取られているので、周囲の宿泊者がほとんど気にならない。

大きなデッキが付いたログハウス

室内も大人4人でも十分な広さ

横に専用のハンモックと焚火スペースも

部屋には洋風の露天風呂もついている

必要になると想定されるものは全て事前に用意されている

ワインセラーにはワイン、冷蔵庫の中にもギッシリ飲食物が入っていて、必要になると想定されるものは全て事前に用意されている感じだ。痒いところに手が届く心遣いで、JBLのワイヤレススピーカーまであり、我々もそれで常にBGMを流していた。

調理器具や食器類も全て揃っているので、食材を持ち込んで自炊することももちろん可能だが、予約すればBBQセットなど色々な食事も用意してくれる。我々は夜に「スペアリブBOX」を、朝は「イングリッシュ・ブレックファスト」を注文し、それを皆で調理して食べた。

部屋の前のデッキで食事

夕食のスペアリブBOX

酒はそれぞれ好きなものを持ちこんで、シェアしながら色んなものを飲んだ。せっかくの機会なので、ハマショー好きの私は「ドンペリ」を持ち込んで、皆で乾杯した。

ドンペリで乾杯

日が暮れてからはデッキ横の焚火コーナーに移り、皆で焚火を囲んでれぞれ好きな酒を飲みながら、昔の思い出話や今の仕事のこと、子供のお受験など、いろんな話をゆっくりとした。そして眠たくなった人からキャビンのベッドにもぐりこんで眠りについていく。私は皆が寝静まった後も一人で趣味の焚火を延々と続け、気がつくと一晩で薪を5籠もくべていた。庭と違って、煙や炎を気にすることなく、思う存分、薪を燃やし続けられるのは、やはりいい。

夕食の後はいよいよ焚火!

久しぶりに自然の中での焚火

街の喧騒から離れ、自然の中なのに何不自由ない優雅なひと時を仲間と過ごし、まるで遠くの別世界にいるような気分になる。とても自宅から20分ほどの場所にいるとは思えない。グランピングには懐疑的であった私だが、これなら悪くない、と思った。

「キャンプ場の会員権」という新しい?概念

ゴルフ場の会員権は何千万円もするし、そもそも売り物が出ないから購入は無理だが、キャンプ場の会員権単独なら22万円で買えるそうだ(ゴルフ場の会員は、自動的にキャンプ場の会員にもなれるらしい)。こちらなら会費も年間で5.5万円と、ゴルフ場会員の1か月分ほどで済むようだ。

それでもキャンプ場の会員権というもの自体があまり例がないと思うので、これを高いと思うか安いと思うかは判断の分かれるところかもしれない。しかし少なくとも私には、家から約20分と最も近いキャンプ場であり、かつ、他のキャンプ場のような喧噪とは全く別の世界なので、十分に価値があると思う。

最近は、わざわざキャンプ場まで行かなくても「庭キャン」で十分だと思っていたが、ここでならまたキャンプ場でキャンプをやりたいという気になった。

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