「うつわソムリエ」の次は「箸ソムリエ」になってみた 。「釣りから世界が拡がった」シリーズの次は「箸」だ!

料理・酒・器

世の中「ソムリエ」ばやりである。ワインソムリエに始まり、コーヒーソムリエ、お茶ソムリエなどの飲料に関するものだけでなく、葉巻ソムリエ、温泉ソムリエ、そしてタオルソムリエなるものまであるらしい。

正式な資格から単なる自称まで含め、なんでもかんでも「○○ソムリエ」と名乗り、いろんな「ソムリエ」が世の中に溢れている。かくいう私も「うつわソムリエ」の端くれであるが・・・

釣りをきっかけに?まさかの展開で「うつわソムリエ」になってみた①(前編)
またまた「釣り」から思わぬ展開に 以前書いたように、釣りを始めたことで、そこから色々な新しいことをこの歳になって初めて経験することになった。釣り⇒船舶1級免許⇒料理教室⇒ワイン教室⇒リゾートクラブ会員、と。そして次は、ヒョンなことから「うつ...

なぜ「釣り」から「箸」なのか?

そして今回、「釣りから世界が広がった」シリーズ?の次の展開として、「箸ソムリエ」なるものになった。釣りを出発点として、そこから関連する世界を少しずつ拡げていって、ついに「箸」にたどり着いたのだ。

釣りをきっかけに、ボート・料理・ワインと新たな世界がどんどん広がった。次は何に展開するのやら??
釣りを始めて約3年、なかなか上達せずまだまだ初心者レベルで、他のベテランアングラーの方々と比べるとお恥ずかしい限り。しかし、釣りを始めたおかげで、そこから世界が横にどんどん広がり、これまで知らなったジャンルを還暦手前にして初めて経験し、一気...

「釣り」と「箸」がどう関係するのか、ピンとこないと思うが、

釣り → ボート免許 → 魚さばき教室 → 包丁研ぎ教室 → ワインスクール → うつわソムリエ → 箸ソムリエ

という展開だ(これでも繋がりがよく分からないかもしれないが・・・)。

釣りをきっかけとして、自分自身でも想像もしなかった色々な新たな世界が拡がってきた。釣りを始めた時は、まさか自分が数年後に「うつわソムリエ」や「箸ソムリエ」になっていようとは夢にも思わなかったが。

ついに箸にたどりついた

ソムリエとは何か?

ところで、そもそも「ソムリエ」とは何か? とAIに聴くと・・・

『主にレストランやホテルなどで、料理や客の好みに合わせて最適なワインや飲料を選び、提供・管理する専門職であり、日本では日本ソムリエ協会などが認定するプロフェッショナルの名称としても用いられます』

ソムリエと言えばワインソムリエだが・・・

やはり「ソムリエ」と言えば「ワインソムリエ」のことを指すようだ。ただ、AIの解説の続きにはこうも書かれている。

『近年は「野菜ソムリエ」「レザーソムリエ」など、特定分野の専門知識を持つ民間資格の呼称としても広く使われています』

なるほど、世の多くの「○○ソムリエ」はコッチの方だな。

要は、人が何かの選択に迷う場面では、それに対して適切なアドバイスをしてくれる頼りになる存在が必要となるので、それを叶えてくれる人はすべからく「ソムリエ様」ということか。

そして、AIさんはこうも言っている。

『特定の分野で「選定のプロ」を比喩的に表す呼称で、多くが民間資格や商標で、ワインのソムリエとは別概念です』

「箸ソムリエ」とは?

では「箸ソムリエ」とは何なのか? 箸ソムリエになればどうなるのか?「日本箸文化協会」のホームページにはこう書かれている。

世界で唯一の日本箸文化協会認定資格である「箸検定」に合格した人が「箸ソムリエ」となる。そして箸ソムリエになると、箸文化の普及活動を行うほか、日本箸文化協会認定の「箸講師」としての道もひらける、そうだ。

「箸ソムリエ」になるには?

次は「箸ソムリエ」になるにはどうすればよいのか? まず最初は「箸ソムリエベーシック」になるために、以下の手順で進める。

  1. 日本箸文化協会のHPからネットで受験の申込を行う。受験料は10,000円。
  2. 自宅にテキスト類が郵送されてくる。

    テキスト類が届く

  3. 試験当日、まず2時間の講義をWEBで受講する。
  4. 講義終了後、すぐに40分間の試験を受ける。試験の回答を送り、最後にアンケートに答えて終了。
  5. 13時に始まって16時までにはすべて終了する。
  6. 早ければ受験日の3日後には賞状サイズの「合格認定証書」と、カードサイズの「認定証」が郵送されてくる。
  7. これで晴れて「箸ソムリエ」に!

    これで箸ソムリエに!

講義と試験の詳細は?

  • 試験は3か月に1回程度の頻度で行われているようだが、ホームページには次回の試験日程しか記載されていないので、先の予定は分からない。
  • 講義の受講から試験まですべてオンライン(ZOOM)で完結するので、自宅にいながら受験できる。ZOOMの接続に不安がある人は、事前に接続テストもしてくれる。(以前は会場での受講もあったようだが、2026年現在は全てオンラインのようだ)
  • テキストは30ページほどの薄いものなので、事前に簡単な予習もできる。
  • 事前に用意するものは、箸、箸置き、茶碗、テキスト、筆記用具。実技演習で使うためか、事前にテキストと一緒に箸も送られてくる。

事前に箸も送られてくる

  • 講義内容は、箸の歴史・文化・語源・種類、箸使いのマナー、割りばしのTPOなど。途中10分ほどの休憩をはさんでトータル2時間。

テキストの内容はこんな感じ

  • 講義の最後に実技テスト?がある。私の時は受講生が10人いたのだが、10人が順番に箸の持ち方をカメラに写し、それを講師がチェックして、間違っていれば正しい持ち方に直してくれる。私も自分では完璧だと思っていたので、自信満々でカメラに映したのだが、親指の角度を指摘され、正しい添え方を教えてもらった。

    正しい箸の持ち方を

  • 試験内容は、当日の講義内容から25問出題され、全て選択方式。制限時間は40分以内だが、実際は15分ほどで出来てしまう。オンラインでの受験なので、テキストでも何でも見て回答できる。ちなみに私の時は、25問中10問が「嫌い箸」の種類に関する問題だった。
  • 合格ラインは公表されていないが、そもそも「不合格にするための検定ではない」そうなので、仮に合格点に満たなくても、試験後に受験生とやり取りして理解が深まれば、合格にすることもあるそうだ。

箸ソムリエ講座で学んだこと

これまで「うつわ」には強い関心があったが、「箸」はその「おまけ」ぐらいの認識しかなかった。しかし、「箸」だけにフォーカスして色々と学ぶと、箸の世界もまた奥深いということを知った。

  • 箸だけで食事を完結するのは世界で日本人だけ(他国では「匙」も併用する)。
  • ナイフ・フォークは共有物だが、箸はたとえ家族であっても個人に属す。
  • 小学校のお受験で「箸の使い方」が出るのは、それで家庭の食事の場面、ひいては普段の躾の状況が分かるから。
  • 箸の持ち方は鉛筆の持ち方と同じ。但し、親指のつけ根に箸を付けてはダメ。
  • 手皿はタブー。手皿はもともと物乞いのすることだから。
  • 逆さ箸はダメ。「箸頭」は神様が使う部分なので。
  • 渡し箸もダメ。「ごちそうさま」ではなく「もういりません!」と拒絶の意味になる。
  • 箸の長さは、一咫半(ひとあたはん。親指と人差し指を直角に広げた時の指先の距離の1.5倍)が目安に。または「足のサイズ-2cm」でもよい。

    「ひとあたはん」と読む

「箸ソムリエ」の階級制度?

茶道や日本舞踊の世界に「名取り」や「師範」「教授」などの階級?があるように、「箸ソムリエ」にも3つの階級があるようだ。今回私が受かったのは、最も下位の「ベーシック」レベルだが、その上にまだ2つのレベルがあるのだ。

  1. 箸ソムリエベーシック~箸のエキスパートへの出発点
  2. 箸ソムリエシニア~「オリジナルmy箸作り教室」の開催権を取得できる
  3. 協会認定箸講師~「協会認定箸講師」として「お箸教室」の開催権を取得できる

私は「箸の世界」でこれ以上の出世?は望まないが、それにしても、どの世界でも皆さんいろんな仕組みを考えますね~(^^) この「ベストヒルズ倶楽部」にも閲覧数で階級でも作ろうかな?(笑)

箸の世界に興味がある方は、日本箸文化協会のホームページで詳細をどうぞ。

「箸検定」「箸ソムリエ」の日本箸文化協会

さあ、今日からは「うつわソムリエ」と「箸ソムリエ」の二刀流だ!(笑)

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