「アジング」とは、魚の鯵をワームやルアーなどの疑似餌でつる釣法のことである。同じように、メバルを疑似餌で釣るのは「メバリング」と呼ばれる。また、餌木(エギ)と呼ばれるルアーを使ってイカを釣るのは「エギング」だ。魚の名前の後ろに「ing」を付けるようだ。さらに「アジング」をする人を「アジンガー」と呼んだりする。いずれも時間をかけて定着してきた造語で、私が子供の頃にはなかった。
私が今やっているのは一応「アジング」のつもりなのだが、実際に一番釣れるのは「アジ」ではなく「フグ」だ!
外房のある漁港では、「ここはフグの養殖場か!?」と思うぐらい投げるたびにフグがひっきりなしに釣れたりする。それも結構いいサイズのフグなので引きも強く、それはそれで楽しいのだが、アジングの道具で実際に釣るのはアジではなくフグばかりなので、実は「アジング」ではなく「フギング」??
何十年か経ったら「フギング」という呼び方も定着しているかも??
いやいや、そんな名前が定着して「フギンガー」と呼ばれぬように、ちゃんとアジを釣らねば!