千葉県全ゴルフ場制覇に向けた残りのカウントダウンではないが、既に制覇したゴルフ場の中で、名前も中身も変わったという噂の「日本長江ゴルフクラブ」(旧アルカディアゴルフクラブ)を十数年ぶりに改めて訪ねてみた。
ゴルフを始めて間もないころ、まだゴルフがしたくてしたくてたまらず、急に予定の空いた週末に、とりあえず同伴者を一人探し、ツーサムでも直前に予約の取れるゴルフ場を探した結果、空いていた「アルカディアゴルフクラブ」に行ったことがある。そして生憎の雨もあって、記憶に残るラウンドとなった・・・
フェアウェイど真ん中のラフ!
当時のコースはイノシシの被害でフェアウェイも含めて至る所がデコボコにされており、「ナイスショット!フェアウェイど真ん中のラフに入ったぞ!」というような状況で、そこに雨水が溜まるのでまるで田んぼの中で泥遊びをしているような感じだった。
私は各地のゴルフ場を訪れるたびに、記憶するための備忘録も兼ねて「場所」「コース」「設備」「価格」の4項目について、通知表と同じように5から1の5段階評価をつけている(あくまで私の独断と偏見に基づく主観です)。
当時の私の記録では、アルカディアの「コース」評価は「1」となっており、私のこれまでのすべてのラウンドの中で、「コース」について最も低い評価がついている。その後、経営が変わり、現在の名前の「長江」が示す通り中国系の資本となり、色々と投資もして改善したと聞いたが、果たしてあのコースがどこまで変わったのか、実際に確かめに行ってきた。
生まれ変わって通常以上にいいコースになっていた!
場所は「千葉よみうりカントリークラブ」のすぐ横で、クラブハウスの中は完全リニューアルされ新しくて綺麗。
ロッカーもシックな木製で電磁ロック式なのもいい。ただ、ロッカーの前に椅子がなく、少し離れたところに謎の?畳スペースがあって、そこで着替えろということかもしれないが、自分のロッカーから離れているうえ、そこにも椅子がないので慣れないと使いにくい。風呂は可もなく不可もなく普通だが、新しいので綺麗なのはいい。
練習場は65ヤードの鳥かご?のみ。前に来た時の印象がないが、これも新しく造ったのかもしれない。東屋は全てソフトドリンクの自販機のみで、OUTコースは何故かそれすらなくトイレのみ。カートはナビとリモコンが付いているのでセルフでも大丈夫。
宿泊施設も新しく併設されたようで、クラブハウスの横に「大都ゴルフホテル」なるものがあった。
さて、問題のコースだが、こちらは見事に生まれ変わっていた!以前の「フェアウェイど真ん中のラフ」のようなところは全くなく、フェアウェイ以外の斜面なども含めてイノシシにやられた跡はほぼなくなっていた。イノシシ除けの電磁線が二重に張り巡らされているようで、フェアウェイやグリーンの芝もよく手入れされており、普通のゴルフ場以上にいい状態になっていた。
コースが改善されたのに伴い料金も普通のゴルフ場並みになっており、特に割安感はなくなったが、年次会員(年3.3万円)になると土日も1万円でプレーできるようなので、ホームコースにするつもりならお得かもしれない。
今回の視察?を踏まえ、私のスコアカード(通知表)も「コース」評価を「4」に書き換えることにしよう。