平日は都心の広尾で単身赴任、週末は千葉郊外の自宅に戻ってゴルフや釣りのアウトドアライフ、という生活を十数年続けてきた。
広尾は確かに文化・芸術施設や飲食店などが豊富で、とても楽しい街だ。ただし、唯一の欠点?は「海がない」ことだ。

還暦を迎え、残り時間がさらに少なくなってきたので、週末だけでなく平日も好きな釣りをするにはどうすればよいか?いろいろと思案した。そして、「都心でも釣りができる湾岸付近に住めば、平日も仕事後に釣りができるではないか!」と思いついた。
隅田川や晴海埠頭など、都心部の釣り場の近くなら、平日も毎日釣り三昧の生活が実現する!? さすがにアジはいないだろうけど・・・

家の前ですぐ釣りが!
そこで、隅田川沿いの月島や晴海・勝どき、運河に囲まれた豊洲あたりに引っ越そうと、1年ほど前から計画してきた。多数の物件をひやかしで内見し、家賃相場や住環境、そして何より「すぐ近くで釣りができるかどうか」などをチェックして回った。有力候補になりそうなエリアでは、実際に休日に釣りをしてみたり、付近のホテルに泊まってみて、生活者目線で24時間体感したりした。

「釣り場」という視点でのタワマン選び
足掛け1年に及ぶ調査の結果、各エリアについての私の印象は以下の通りだ。あくまで私の独断と偏見ですが・・・
①新興の?晴海・勝どきエリア
オリンピック以降、何かと話題の晴海・勝どきエリアは、湾岸タワマン界隈の中では新興勢力で、頑張ったサラリーマンがちょっと背伸びして住んでる、というイメージか? ガイジン問題もあり、人口密度が高くて疲れそうだ。街全体が人工物ばかりで、肝心の釣りができるエリアも少ない。

色々と話題になった晴海フラッグ
②湾岸タワマンの先駆?月島エリア
月島は、1999年に佃島の先端に誕生した「センチュリーパークタワー」を筆頭に、湾岸タワマンの先駆けであり、その歴史にふさわしく街全体も落ち着いた雰囲気だ。住人の年齢層もやや高く、ユーチューバーなどは入居審査で通さないそうだ。隅田川に囲まれた佃島は、シーバス釣りなどの格好のポイントでもあり、テレビアニメ『ネガポジアングラー』の舞台にもなるほど釣りには向いている。

釣り人に優しい?月島エリア
③「豊洲と言えばタワマン」の豊洲エリア
両者の中間的な位置付けになるのが豊洲か? 「豊洲と言えばタワマン、タワマンと言えば豊洲」というぐらいタワマンのイメージが強い豊洲だが、豊洲ぐるり公園や、ららぽーと前のアーバンドック?もあり、意外と自然を感じることができる。ファミリーの街でもあるので小さな公園が随所にあって、勝どきほどセメントの印象はしない。そして何より釣りができるエリアが多い。

豊洲といえばやはりタワマン
新たな拠点はいずこに・・・?
いろいろと調査・分析した結果、ようやく移住先が決まった。最後まで、月島か豊洲で悩んだが、空き部屋が出るタイミングの問題もあり、最終的に豊洲に決めた。豊洲と言えばやはりタワマンなので、しばし「豊洲のタワマン住人」になってみることにした。
ここなら、仕事を終えてオフィスを出た30分後には、もう釣り竿を手にすることができる。

スーツを脱いだらすぐ釣り!
休日のレクサスか?平日の釣りか?究極の「コト消費」
昨今のタワマンブームで、賃貸相場も上昇しており、3年も住めば1,000万円ほどの家賃にはなる。さて、3年で1,000万を高すぎる!と考えるかどうか?
1,000万といえばレクサスを買うのとほぼ同じくらいだろうか? そう考えると、どうせ週末にチョコッとしか乗らずにほとんど置いているだけのクルマに1,000万かけるなら、平日に毎晩、夜景を見て釣りをする方がよくないか?

レクサスをとるか?釣りをとるか?
アラカンからは「モノ消費」より「コト消費」優先なんだし、究極の「コト消費」としてのタワマンライフというこで。
これからは「平日は都心のタワマンでアーバンライフ、 週末は郊外でアウトドアライフ」だ(笑)
タワマンは夢として消費して住み捨てるもの
そして以前にも書いたが、タワマンは買って定住するのではなく、短期間だけ借りて住むところだと思う。ひと時のうたかたの夢を見るために。

さあ、暖かくなって、自宅前の運河で釣りをするのが待ち遠しい(笑)

タワマンの夜景を見ながら釣りを

