沖縄で初めて「海上イカダ」で釣りをしてきた。ついでに何かと話題の「ジャングリア」で恐竜たちも見てきた

釣り

老後は、冬の寒い時期は沖縄に住んで、千葉ではシーズンオフとなる釣りを、温暖な気候のもとで毎日できればいいなぁ、と夢想している。その下見?を兼ねてシルバーウィークに沖縄に行ってきた。

沖縄で釣りをするのも、「海上イカダ」に渡るのも、人生初体験である。魚がたくさんいるキレイな「沖縄」の海で、陸っぱりではなく「海上イカダ」で、しかも「大潮」の日に、釣りをするんだから、行く前から釣れる気しかしない。

「美ら海水族館」にほど近い本部(もとぶ)にある『海生活』を事前にネットで予約した。釣り道具からエサや仕掛けまで全てレンタルして、イカダへの渡船代を含めて、日本人なら9千円程度とリーズナブルだ。(外人向けはもう少し高く、二重価格制なのもグッド!)

本部にある『海生活』

店の前の船着場から専用の渡船で送ってもらう。乗っているのは、私のほかに二人組の親子だけ。父親の話では、大学生の息子さんの誕生日なので、「プレゼントは何がいい?」と聞くと、「釣りがいい!」と毎年いうので、今年も二人で来たそうだ。なんとも羨ましく、イイ話ではないか・・・

目の前の船着場から出航

港を出て10分ほどで沖合にあるイカダに到着する。イカダは思っていた以上に大きく、揺れもほとんど感じない。

海上イカダが見えてきた!

初めてイカダに上陸?

テーブルセットやトイレも完備していて、日差しや雨を除ける屋根もある。平日だからか釣り人も10人ほどで子供連れもいる。人口密度が低いので快適に過ごせる。

思った以上に広いイカダ

テーブルセットまで常設されている

トイレも一応完備

水面近くにはエサ取りの小さな熱帯魚がたくさん泳いでいる。水深は約18mとあまり深くはないが、「胴突き仕掛け」にオキアミを付け餌にして底まで落とす。

知らない名前の魚ばかりが書かれている仕掛け

着底後すぐに微かなアタリがある。軽くアワセると一気に引きこまれる。ドラグを緩めつつ、糸のテンションは緩めないように慎重に巻いていく。いつもの小魚相手とは明らかに違う強い引きが続く。時々「コンコン」とタイのような強い引きも見せるが、正体が何かは全く分からない。

本命のグルクン?も釣れた!

5分ほど強い引きを楽しんで上がってきたのは名前も知らないカラフルな魚。隣の地元のオジサンにきくと「トカジャー」という名前だそうだ。食べられるそうだが、私は「釣りのルール②:アジ以外の魚はリリースする」に従い、海に戻しました。

2つのルール②
ルール2つめは「釣った魚は原則リリースする」だ。 アジングもワームを使う釣りなので、バスフィッシング等と同じで、釣った魚はリリースするものだ、と最初から思っていた。元々、魚を食べるのはそれほど好きではないし、そもそも魚を調理したこともない。...

そんな感じで、その後も色々な熱帯魚風の魚や本命の「グルクン」など、全部で5匹釣れた。釣りの合間に、コンビニで仕入れてきたお昼ご飯もイカダの上のテーブルセットで食べた。

コンビニで買ったお昼ゴハンで休憩

エサもなくなったので、帰りの船を呼んで初の沖縄釣行は終了した。帰りたくなれば、一人だけのためでもいつでも迎えに来てくれるのはありがたい。

初のイカダ釣りを終え帰港

ちなみに、後で知ったのだが、このイカダ、8月放送の『ぐるナイ』のロケで使われていて、ナインティナインの岡村・矢部や照英が私と同じ場所で釣りをしていたようだ。

岡村・矢部が同じ所で釣りをしていた

「沖縄」「海上イカダ」「大潮」という絶好のコンディションであったが、入れ食い!というわけにはいかず、5時間ほどで20cm級が5匹というのは微妙な釣果かもしれないが、初の沖縄での釣りとしては満足だ。

ちなみに、テレビのロケで来ていた岡村や照英は、放送を見ると「ボーズ」だったようなので、それと比べると「大漁」といえるか?(笑)

釣れてない時間も、海の上で、キレイな景色を見ながら心地よい風に吹かれているだけで、不思議と退屈しなかった。

キレイな海と景色を眺めながら

何かと話題の「ジャングリア」にも寄ってみた

せっかく沖縄まで来たので、釣りのついでに、最近何かと話題の「ジャングリア」にも行ってきた。敷地が広大なうえ、アトラクションの待ち時間もあるので、本気で全て回っていたら一日がかりになるが、ここはあくまで「釣りのついで」なので、半日ほどでサクッと回ってみた。

ゴルフ場がジャングルに変わった!?

ゴルフ場跡地に造られているので、敷地全体のレイアウトはどうしてもゴルフ場の名残りが感じられる。広い敷地の中に据えられた大きな「ガス気球」と、巨大な首長竜がシンボルとして遠目からもよく見える。

シンボル?のガス気球

遠くに恐竜の姿も

夏休みが終わり、すでに混雑のピークは過ぎていたおかげで、どのアトラクションも長くても1時間半ほどで乗れた。

人気アトラクション「バギーボルテージ」

人気の「ダイナソー・サファリ」も15分ほどで乗れ、しかもすぐに2回続けて乗れた! 登場する恐竜自体は大したことないが、テーマパークのアトラクションのように決まったレールの上を走るのではなく、実際の大型ジープで悪路を走るので、迫力はある。

「ダイナソー・サファリ」は2回乗った

捕獲された?TREX

「沖縄まで来てアスレチックでもないだろう」と思い、バンジーやジップラインのようなアスレチック系のアトラクションは、どれもやりませんでした。

半日ほどで駆け足で回ったので、本当の良さは分からなかったのかもしれないが、まぁ、一度行けば十分で、リピはないな・・・

少なくとも、これだけのために沖縄に行こう!というメインの集客施設にはなり得ず、「美ら海水族館」だけで北部地区まで人を呼ぶには弱いので、水族館とジャングリアの合わせ技でどうか、というのが元々の位置付けなのかもしれない。

 

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