2つのルール①

釣り

釣りを始める時にルールを2つ決めた。

1つは、生き餌は使わない(気持ち悪いし、可哀想だから)

2つ目は、釣った魚は原則リリースする(可哀想だし、持ち帰ってもサバけないし、そもそもクーラーも持ってないし)

生き餌がいらないというアジングの手軽さが釣りを始めた大きな要因なので、1つ目のルールは当然だ。また、魚を食べるために釣りをやっている訳でもないので、ルール2も必然だ。(始めたての頃、釣れたのが嬉しくて、ついついイワシや小サバを家に持って帰って、嫁さんから大ブーイングが起こった)

ところが、である。

ワームではアジは釣れない!少なくとも昼間の千葉の海で、私の腕では・・・

テレビでアジングの番組を見ていると、いとも簡単に釣れている。そのイメージで、「こんなに簡単ならやってみよう!」と思って始めた。しかし、よく見ると、テレビのロケ地は大体、四国や九州方面の魚影が格段に濃い地域で、時間帯も夜がほとんど。デイアジング(昼間のアジング)もたまにあるが、超一級ポイントで行っている。魚より釣り人の方が多いぐらいの千葉の海では難しい。

そこでワームをマルキューの「パワーイソメ」にしてみた。魚が好むエキスを本物にソックリな虫の中に染み込ませているらしい。これだと確かにエサ取りのフグ等も含めて食いつきがいい。なのでワームはほぼこれのみ。色が4色あるので、それをごちゃ混ぜにして写真のように密閉容器に入れている。

しかし、それでもアジは簡単には釣れない。年に1~2回がいいところ。そして今は、当初の誓い?を破って、専ら青イソメを「虫ヘッド」に付けてやっている・・・「夜がメインのアジングを昼間にやるなら、せめて生き餌じゃなきゃムリだろう」と言い訳をして。(「虫ヘッド」とはワームをつけるジグヘッドを、生き餌をつけても外れないような工夫がしてあるもの)

なので今私がやっているのは「なんちゃってアジング」になる。いや、生き餌をつけてる時点で既にアジングではなく「ただのアジ釣り」かもしれない・・・

たまに私が釣っている時のタックルを見て「アジングですか?釣れますか?」と声をかけられるが、「いや~、青イソつけてるんで・・・」と、恥じ入る。

それでもなかなか釣れないのだが・・・

家邊さん、トミーさん、是非、千葉でデイアジングのお手本見せて!

『2つのルール② へ続く

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