戦闘態勢が整うと、早く釣りをしたくてウズウズしてくる。そこで寒さが和らいだ間隙を縫って、ついに豊洲での初釣行を決行した。豊洲用に揃えた新しいロッド類を携え、全身防寒具に身を包み、イザ出陣!

豊洲での初釣行の結果は!?
いよいよ記念すべき豊洲での初釣行日。定時に仕事を終え、自宅に直帰する。スーツから釣り仕様の防寒服に着替え、おニューの釣り具をもって戦場?に向かう。

スーツを脱いで・・・
全身防寒具に身を包み、釣り竿を手にしたオヤジがタワマンのエレベーターにいると、あまりに怪し過ぎるので、普通のエレベーターに乗るのはやめて、貨物用のエレベーターで1階まで降りる。おかげで誰にも会わずに済んだ(^^)
外に出ると、まだまだ冬なので18時でも既に真っ暗だ。

夜の東電堀の顔
擬似餌の『パワーイソメ』をジグヘッドに付け、ビギナーのころによくやったシンプルな「アジング仕掛け」で臨む。

アジングでも愛用している疑似餌
さあ、記念すべき豊洲での第1投!
何の反応もない。まぁ、1投目から釣れるはずもないか。
続けて2投目、3投目、と投げ続けるも、生体反応が感じられない。
その後もひたすら投げ続けるが、全く何も起こらない。
マジか?・・・暗くてよく見えないけど、もしかしてここは、海ではなく、魚など最初からいないプールなのか??
結局、記念すべき豊洲での初陣は、アタリすらなく、魚の気配を感じることもできないまま、2時間ほどで終了した。
そして再び、貨物用エレベーターに乗り込んで部屋に戻りながら心の中で叫んだ。
おいおい! もしかして豊洲に魚はおらんのか~い!
おれはこのためにわざわざココに引っ越してきたんやで~!!
魚おらんのやったら広尾に帰るで~!!!

魚はいずこに?
2回目(大潮の北風の夕方)
前回、仕事が終わった後の夜の時間帯ではダメだったので、今度は魚の活性が高い「夕マズメ」(たまずめ、ではなく、ゆうまずめ、と読む。日没前後に魚の活性が上がり、釣れやすいと言われている時間帯のこと)を狙おうと、休日の夕方からチャレンジしてみた。
さらに、疑似餌の『パワーイソメ』ではだめだったので、今回は新たな「兵器」を投入することにした。
オキアミ成分が配合されていて「ワーム感覚の万能エサ」と謳っている『POKE BITE』を試してみる。これなら『パワーイソメ』より生き餌に近そうだ。

新兵器?「POKE BITE」
1投目。なんの感触もなかったが、巻き上げてみるとエサがない!
早くも、気付かぬ間に食われたか!? 1投目で食われるとは、どんだけ優秀なエサなんだ!? とテンションが上がる。
2投目は半分に切って、アタリが分かりやすいようにして投入。やはり反応は感じられないが、巻き上げるとまたもやエサがない!? さらにテンションが上がる。
魚がいるのか! いないのか??
投げた勢いでエサがはずれたかもしれないので、今度はしっかりハリ全体にエサを通して抜けないようにして投入。
巻き上げてみると、今度はちゃんとエサが残っている・・・ うむ、どういうことだ??
その後、何度か投げるもアタリはなく、エサも残っている。そのうち、投げた瞬間にエサが抜けて飛んでいくのがハッキリと見えた! やはり最初にエサがなくなっていたのは、投げた拍子に抜けただけだったのか・・・ 私の希望の光も、エサと共に東電掘の闇へと消えていった。
結局、2回目も魚の姿を見ることができないまま、トボトボと部屋へ引き返した。
そして、熱燗を流し込んで冷えた体を中から温めた。

冷えた体に熱燗が沁みる
3回目(長潮の北風の夕方)
新兵器の『POKE BITE』も所詮は疑似餌なので、やはり生き餌でないとダメなのか? 生きたエサが欲しいが豊洲にエサ屋はない。
そうだ! 近所の「ららぽーと」のダイソーに生(なま)エサのイカがあったはずだ! 生きてるエサではないが、一応、人工物ではなく、本物のイカを使ったエサなので、疑似餌よりは効くかも?と、早速、『HITくんイカ』を買ってきて3回目のチャレンジへ!
「溺れる者は藁をもつかむ」が、「釣れないアングラーはダイソーにもすがる」だ。

「HITくん」は助っ人になるか?
『HITくんイカ』には「これをブラクリにつけると効果絶大!」と書かれているので、言われるがままに同じくダイソーで買ったブラクリに付けて足元に落とし込む。

セットで使うと効果絶大?
今度は一応「生(なま)エサ」だから、壁際に魚がいれば必ず食いつくはず!と期待が高まる。
が、何度落とし込んでも、遠くに投げてみても、場所を変えてみても、全くアタリすらない・・・『パワーイソメ』や『POKE BITE』の時と何も状況は変わらない。
「どこが効果絶大やねん!」と思いながら、最後はブラクリが根掛かりして糸が切れて、そこで戦意喪失。
「このままずっと、豊洲では魚は釣れないかも・・・」と打ちひしがれながら部屋に戻った。
そしてすぐ熱い風呂に入って、北風で冷えた体と、傷ついた心を癒した。釣りのあとすぐに風呂に入って、敗戦のアカも洗い流すことができるのが「職住釣」近接のありがたいところだ。

釣りのあとすぐ風呂!という贅沢
そして、湯船につかりながら考えた。
やはり、豊洲に魚はいないのか?・・・
それとも、豊洲よりはるかに魚影の濃い千葉でもなかなか釣れない擬似餌ではやはりムリなのか?・・・
ならば次回は、禁断の?生き餌で・・・
(③【生き餌編】に続く)

