今年もまた「ゴルフフェスタ千葉」の季節がやってきた。ちなみに、昨年の私の状況は、以下の記事の通りである。

今年の募集状況の傾向は?
さて、今年の募集状況をざっと見ると、去年にも増して「アゲインストの風」が強くなっているように思える。
①募集枠の総数が減った
②特に土日枠が減った
③値段が上がった
という昨年までの傾向が今年も続いているようだ。
今年、フェスタに参加しているのは91コースで、千葉県にある全ゴルフ場の6割にとどまる。昨年のデータが既に消えているので厳密な比較はできないが、印象としては、参加しているゴルフ場の数自体は減っていないが、参加を続けているゴルフ場も、提供する枠を減らしているところが多い。特に、人気の土日枠を減らしているケースが目に付く。
例えば、昨年、私が唯一当選した「グレートアイランド」は、今年から土日枠は完全になくなり、平日の3日間だけで、設定している枠数も最低ラインの30まで減少している。ここはフェスタで最もプレーフィーが高いので、もともと申込者も少なく枠が残っていることが多かったから、「それなら減らしてしまえ!」ということかもしれない。いずれにせよ、去年、行っててよかった~!

設定枠の下限は30と決められている?
これは私の推測なのだが、ゴルフ場がフェスタに参加する場合、フェスタ用に確保すべき最低限の枠数が30枠に設定されているのではないかと思われる。「一応、フェスタに協力してるけど、提供するのは1枠だけ」というような事態を防ぐために、最低限、確保すべき枠数として30枠が決められているのではないかと推測される。
なぜなら、設定数を30枠としているゴルフ場が、全91コースのうち3分の1近い29コースもあり、逆に30未満の設定となっているコースは存在しないからだ。
なので、30枠の設定としているゴルフ場は、フェスタには最低限の枠数の提供にとどめているということなので、積極的にフェスタに参加しているわけではないところが多いのではないか。
「ゴルフフェスタ千葉2025」協力度ランキング!
そんな中で、200以上の枠をフェスタに提供している協力的なコースが7つある!その姿勢に感謝の意を表して、ここに記載させて頂く。
<今年200枠以上設定しているコース>
順位 | コース名 | 枠数 |
1 | 鷹之台カンツリー倶楽部 | 400 |
2 | 千葉カントリークラブ 川間コース | 326 |
3 | 袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コース | 305 |
4 | 鎌ヶ谷カントリークラブ | 253 |
5 | 我孫子ゴルフ倶楽部 | 240 |
6 | 藤ヶ谷カントリークラブ | 218 |
7 | 総武カントリークラブ 印旛コース | 202 |
1位の「鷹之台」は、「我孫子」と双璧を成す、言わずと知れた千葉の名門コースである。ドレスコードやマナーにめちゃくちゃ厳しく、どんなにエライ会社の社長さんでも、ドレスコードを守っていなければ着替えさせられる、という逸話を持つ、伝統と格式を重んじるコースである。従って、入会審査も厳しく、普段はプレーすることもなかなか難しい敷居の高い?コースである。

春は桜が圧巻な鷹之台
その厳格な鷹之台が、400枠という最多数を我々一般人に開放しているのだ!千葉県ゴルフ場界のリーダー格?としての矜持からなのか分からないが、いずれにしても我々としてはなんともありがたいことである。さらに、双璧のもう一方の「我孫子」も、平日のみとはいえ、240枠を提供して5位にランクインしている。
ちなみにフェスタでは、参加ゴルフ場を所在地によって4つの区域に分けて管理している。北部地区、中部東地区、中部西地区、南部地区の4つだ。たまたまかもしれないが、上記の7コースのうち、「袖ヶ浦コース」を除いたあとの6つのコースは全て「北部地区」である。北部地区には古くからある名門コースが多く、そういうコースほどフェスタに積極的に協力している、という傾向が窺える。

北部地区のコースは協力的?
そして、「値段」についてもアゲインストの風は強い。昨年の高額ランクベスト2の「成田ゴルフ倶楽部」は36,000円から39,000円に値上げしてさらに高額になっている。他にも「カメリアヒルズ」や「袖ヶ浦カンツリー 新袖」も一部の日程を大幅に値上げしている。昨今のインフレとゴルフ人気を反映して強気の価格設定になっており、「フェスタで安く気軽に行こう」という感じではなくなってきている。
私の今年の攻略作戦
さて、私の今年の「入札戦略」?である。
千葉県全制覇まで残すはあと4コース。そのうちフェスタに参加しているのは、
「千葉カントリークラブ 川間コース」
「鎌ヶ谷カントリークラブ」
の2コースだ。なので今年は、まずはこの2コースを何が何でも当てなければならない。
この2コースは、たまたま先程の「設定枠上位ランキング」の2位と4位に入っているので、一見、当たりやすそうに思えるが、昨年、この2コースへ申し込んだ分は全て外れた。だから油断はできないので、今年はまずはこの2コースの攻略に全力を投入する。
まず、川間は土日枠がたくさんあるので、土日は基本的に川間に入れる。そして鎌ヶ谷の設定枠は平日のみなので(祝日が1日だけあるが)、都合のつく平日枠は原則、鎌ヶ谷に入れる。そして残った枠で、「お気に入りベスト3」のカレドニアンや、セブンハンドレッドやカメリアヒルズで散らす。

「土日は川間で流し、平日は鎌ヶ谷メインで。さらにカメリアをいくつか散らして、最後に、セブンやカメリアを単枠で押さえに入れる」
と書くと、何やら競馬の予想をしているような感覚だ(笑)

まるで馬券を買う感覚?
万全を期して、あとは7月4日の結果発表を待つ!