「桃太郎の読み聞かせ」で息子は現役で東大に⁇ 〜コレで息子を東大に⁉シリーズ①〜

教育

以前にもこのブログで少し書いたが、私の息子は現役で東大に入った。(とっくに卒業してるけど)

人間は他人との相対感の中で自己を定義していく生き物である
世界中に自分一人しか存在しなければ、自分の能力がどの程度のものであるかということを確認する術がない。例えば100メートルを9秒フラットで走れる人間がいたとして、もし彼が無人島で一人で生きていたとしたら、実は自分が世界一足の速い人間であるとい...

子供のころにお受験でガリ勉をさせたこともなく、塾すら高3まで通わせたこともない。小学校から中学、高校と全て公立で、私学に通わせたことは一度もなく、受験戦争とは無縁に子供時代を過ごした。それでも彼が現役で東大に受かった理由は、私の「桃太郎の読み聞かせ」が効いたからだ!と私は勝手に思っている。家族はみんな否定するけど・・・

子供たちが小さかったころ、私がしたことといえば限られている。その数少ない行いの一つが、たまの夜に、子供のベッドに潜りこみ、童話「桃太郎」の絵本を読み聞かせたことだ。

そして、

「川上から大きな『モモ』が、どんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきました」

「『モモ』から生まれたので、名前は『桃太郎』と名付けました」

という例の箇所で、流れて来る『モモ』と、名前の『桃太郎』のところだけ、毎回、別の果物や野菜に変えるのだ。

ある日は、「川上から大きな『スイカ』が流れてきました!」「名前は『スイカ次郎』と名付けました!」というふうに変える。

別の日には、『メロン』になったり、『はくさい』になったり、あるいは『イチゴ』になったりする。それに伴い、名前も『メロン三郎』『はくさい四郎』『イチゴ姫』に変わる。これだけで無限のバージョンが作れる。

それ以外は全部オリジナルの童話のままで、子供たちは何十回も聞いてとっくに飽きているはずなのだが、「流れてくるもの」と「名前」を変えるだけで、毎回、新鮮に聞いていた。

「川上から大きな~」というところで、少し間を空けてじらすと、子供たちは「今日は何が流れて来るんだろう?」とワクワクしながら待っている。そして満を持して「スイカが流れてきました!」というと、それだけでキャッキャと言って喜ぶ。

少なくともウチの子供たちはそうであった。

これが脳細胞の形成期に大きな影響を及ぼし、情操教育上も多大な効果をもたらした結果、息子は東大に受かった!(はずだ・・・笑)

武道館での東大入学式

皆さん、是非、お子さんやお孫さんにお試しあれ!

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