「やらねばならないこと」より「やりたいこと」を先にやる「勇気」を持つ

総帥の独り言

マジメな人ほど、これまでずっと、「やりたいこと」をガマンして、「やらねばならないこと」を優先して生きてきたのではないか?

子供のころは「やりたいゲーム」をガマンして、「やらねばならない勉強」を頑張った。

学生時代には、デートしたいのに、朝から晩まで部活動を頑張った。

大人になっても、やっぱり「やりたい釣り」より「やらねばならない仕事」を優先している。

 

そのおかげでここまで生きてこれたのも事実。

でも、もうそろそろ、イイのではないか?

何十年間も、散々、いろいろとガマンしてきた。

そのおかげか、やっと時間もカネも余裕ができた。

 

ここからは「やりたいこと」から先にやって、「やらねばならないこと」はギリギリまでやらなくていい。できれば最後までやらずに済めば、それが一番いい。

それで今さらどうなるものでもないだろう、ここまできたら。

 

「明日できることを今日やるな」

「狐狸庵先生」こと遠藤周作氏のこの言葉の意味が実感できる歳になったということか。

明日でもいいことは、そもそも、たいしたことではないのだ。それをわざわざ今日という大事な時間を使ってやる必要などない。明日になってみたら、さらにその次の日まで伸ばしても差し支えないかもしれない。そうやって、どんどんどんどん先延ばしにしていけば、結局、死ぬまでやらずに済むかもしれないことを、わざわざ貴重な寿命を使ってやる意味などないのだ。その方が遥かに合理的な生き方、時間の使い方なのではないか。

これからは、好きなものから真っ先に食べてやる!

 

「To doリスト」より「want toリスト」を優先する

ただ、日々の生活において、実際にそうしようと思っても、長年の習慣で、ついつい手近で簡単な雑務から片付けてしまおうとする。そして、残った時間で落ち着いてじっくり「やりたいこと」をやろうとする。やらなければならないことを放置したまま、やりたいことからやるのは、現実的にはかなりの勇気が必要だ。

でも、まず、朝起きたら、会社に着いたら、今日やらなければならないことではなく、何も考えずに、まずやりたいと思ったことからやる!

やるべき「To do」ではなく、やりたい「want to」に従って、一日の中の優先順位を決めていく。アタマではなく、心が求めるものを優先して。

それで、出来なかったことは明日に回せばいいだけ。どうせたいしたことではない。

 

年初なので、今年の目標として、今年はこれを勇気をもってやってみようと思う。

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