千葉県全ゴルフ場制覇プロジェクトのカウントダウン10第2号は「太平洋クラブ八千代コース」だ。
千葉県八千代市にある「太平洋クラブ八千代コース」は、「八千代ゴルフクラブ」を太平洋クラブが2020年4月に買収してできたコースだ。太平洋クラブに傘下入りした際に全面リニューアルを行ったようで、クラブハウスをはじめ設備は新しくきれいである。
豪華というほどではないが品がよく、ゴルフ場全体の雰囲気はカジュアルっぽさもあり、敷居は高くない。従業員の方々も気さくで、高級ゴルフ場にありがちな堅苦しさは感じない。
千葉北インターから11kmとのことで、都心から距離が近いのが売り。但し国道16号の慢性渋滞があるので時間はそれなりにかかる。太平洋クラブ初の「歩きのスループレー専用コース」だそうで、午前スルーか午後スルーのどちらかで、その前後で食事を摂るスタイル。
レストランの入り口には大きなワインセラーがあり、まず圧倒される。食事は、有名中華料理店の元料理長の監修だそうで、中華料理が中心のようだ。
麻婆豆腐好きの私は、写真の辛そうな色を見て迷わず注文した。残念ながら、赤坂四川飯店の麻婆豆腐が一番うまいと思っている私の口には合わなかったが・・・


練習場はドライビングレンジがなく「鳥かご」のみ。但し、隣接している「スターターズハウス」の中に「TRACKMAN」が付いたゴルフシュミレーターがあり、そちらで試打もできるようだ。
ここではホットドッグなどの軽食やアルコールもあり、ハーフで小休憩ができる。一方、コース内の東屋は自販機のみの簡易版だ(アルコールがあるかどうかはチェックし忘れた・・・)。他にもバンカーとアプローチ練習場もある。




コースはトータルで6251ヤードと短く、なんとバックティーがない! なのでパーオンを狙えるホールも多く、コースレートも69.4とシニアに優しいゴルフ場かも? 一方で、オール歩きのスルーなので、4時間以上歩き続けるのは老体にはちょっとキツイか?
各ホールは、適度にアップダウンやドッグレッグもあり、桜並木の谷越えなどもあって飽きさせない造りになっている。サクラが随所にたくさんあるので、シーズン中ならとても綺麗で楽しめる。グリーンの速度表示がなかったが、雨のせいもあってか、あまり早くはない。


セルフプレーだと「一人用電動セルフカート」なるものを使ってプレーするのだが、慣れるまでこれがなかなか大変。ゴルフを始めて十数年の中で初めて使う道具だが、自走するカートの速度と自分が歩く速度がうまく合わない。
下の写真の丸い黒いダイヤル?で速度を調整するのだが、早すぎたり遅すぎたりで、自走させるとうまく真横を歩けないので、結局、手でハンドルを握ることになる。特に雨だと傘の下に入って歩くのが難しくて難儀した。いろいろと手数が増えてゴルフが忙しく、最初はプレーに集中しにくい。


ロッカールームも新しいので清潔感がありキレイだ。ロッカーは木製(←私の重要チェックポイント!)でいいのだが、内部はごく一般的で特に高級感はない。風呂場にはタオルと着替えのみを持っていき、カバンはロッカーに置いたままのスタイル。風呂場は黒の大理石を基調とし、洗い場には隣との区切りもあり、ここはやや高級感あり。但し、洗顔フォームはない(←重要チェックポイント②)


「太平洋クラブ八千代」といえば休日だと4万円近い時もあり、「価格が高い」という印象だったが、今回は平日だったので食事付きで2万円強なのでまずまずという感じだが、同じ内容を休日に4万円払って行く気にはならないかなぁ・・・

兎にも角にも、太平洋クラブ八千代の攻略が完了したので、千葉県全制覇まで残すはあと8コース!


