カウントダウン第1号は「グリッサンドゴルフクラブ」

千葉県全ゴルフ場制覇への道!

千葉県全ゴルフ場制覇まであと10コースとなり、カウントダウン10の第1号は、成田市の「グリッサンドゴルフクラブ」へ!

前身の「ザ・プリビレッジゴルフクラブ」から2003年に現在の「グリッサンドゴルフクラブ」に変わったそうだ。2015年と2016年には「日立3ツアーズ選手権」が開催されたコース。経営が同じ「山武グリーンカントリー倶楽部」とは姉妹コースだそうだが、会員が両方のコースでプレーできるわけではないようだ。

因みに「グリッサンド」とは、ピアノや木琴などの演奏において、「一つの音から他の音に滑らせるように弾くこと」なのだそうだ。小学校の時に木琴の上をバチで押さえつけて端から端まで滑らせて遊んだ、あの感じなのかも。ゴルフ場のホームページには、「GLISSANDO 一気に弾かれた音列が奏でる楽しく優美で華麗な響き」と書かれている。

成田ICを降りてから5km弱で、渋滞もない道なので10分かからず至近。立地が東関道の真横!というか、高速道路を挟んでコースが分離している珍しいケース。一般道で分かれているコースはままあるが、高速道路の上をカートで行き来するのは初めての経験かも?

ほぼバブルピークの91年開業なので全般にバブリー仕様。まず、クラブハウスの車寄せ前のロータリーの中央に円錐の塔がそびえ立ち、遠目にも目を引く。その円形のロータリーの周りを欧州の城郭をイメージした?石壁が取り囲む。グラブハウス内も欧州の古城風の重厚なインテリア。

クラブハウスへのアプローチ

クラブハウスの入口を入るとまず大きな飾り付けが目に飛び込んでくる。その左手にある受付を済ませると、支配人さんが挨拶してこられた。全くの初対面だが、予約者リストをもとに声を掛けているようだ。

そういえば先輩から、「グリッサンドでやりたければこの支配人に連絡すれば少しは安くなるかも」と言われていたことをすっかり忘れていた。直接申し込めばゴルフ予約サイトへの手数料が掛からないので少し安くできるそうだ。

ロッカールームは濃い茶色系で統一され高級感がある。ちゃんと木製ロッカー(これは私のマスト項目である!)だが、ロッカーの中はいたって普通の仕様で時に高級感はない。風呂は大きな円形の湯船の周りをテルマエロマエ風?な造作が囲む正にバブリー仕様! 広さも十分にあり優雅な気分に浸れる私の大好きなパターン。会員は専用のロッカールームと脱衣所があるようだ。

ロッカールーム

デフォルトで無料の朝食バイキングがついており、内容も充実しているので朝は感動! しかし、昼のランチの価格は最低でも2000円以上と高く、やや引く。しかし、ランチの価格に朝食代が含まれている、と考えればむしろリーズナブルなのかもしれない。

昼食の麻婆ラーメン

昼食の麻婆ラーメン

練習場は200ヤードしかないためかドライバーが使えないのは痛い。アイアンも芝からではなく普通にマットから打つので本格的なアプローチの練習にもならない。空港がすぐ近くなので練習場を含め常に飛行機が真上を飛んでおり音も大きい。

練習場

練習場

コースは池がらみが多く、アップダウンやドッグレッグも混じり、バラエティーに富んでいて飽きない。浮島ショートカットホール(私は浮島経由のショートカットを狙い3連続池ポチャでした・・・)や、ホールインワン賞100万円が付いたショートホールなどもある。グリーンは10.5フィートとそこそこ早く、カップ周りが特に難しい。クラブハウスなどの建物は洋風だが、コースの植栽は和風テイストで、よく手入れされた植木が並んでいる。松竹梅が全てそろったホールもあり、季節を問わず景観を楽しめるようになっているようだ。

コース宇

高速道路を渡ったINコースのスタート地点にはレンガ造りのお洒落な教会風の建物があり、かつてはカフェとして使っていたそうだが現在は営業していないとキャディさんが言っていた。

カフェ

キャディーさんのアドバイスはパットのライン読みも含め的確で質が高い。(もちろん人によるのでしょうが、私のキャディーさんはバッチリでした)。

立地以外は全般に優雅な気分になってコースを後にでき、私の趣向に合っているので、25,000円は高くないと感じた。

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