今もゴルフを続けているのは・・・

ゴルフ

45歳でゴルフを始めた。それまでの20数年間の会社人生の中で幾度となく勧められたことがあったが、頑なに拒んできた。「休みの日まで何で会社の人間と一日中ツルまなアカンねん!」「止まってるボールを打って何がオモロイねん!」とずっと思ってた。

それが45歳の時、遂に逃げきれない状況に追い込まれた。担当役員から「来週、コースに行くぞ!」と突然言われ、道具も何もない状態なので、さすがに1週間後は無理なので1か月待ってもらい、急遽、道具一式を揃え、毎週末、練習場で500球打って、何とか無事にコースデビューを果たした。そして、初ラウンドで118で回り、周りからおだてられ、そしてその日からゴルフにドップリはまった。

真夏の炎天下で練習場の砂場(バンカー)の中で延々と砂煙りを上げ続けたり、冬場にドライバーを振り回し過ぎて肋骨3本にヒビを入れたり、ベニヤ板に人工芝を張って庭にアプローチ練習場を造ったり、傍から見たらアホか!と思うようなことを嬉々としてやっていた。

年間3万球以上練習して、コースにも毎月2~3回は通った。おかげでスコアは順調に伸びて、1年目で100を切り、3年目でハーフ38が出て、5年目にはベストスコア80までいった。練習と経験を重ねるにつれ、スコアがどんどんよくなっていくのが楽しくて、ゴルフのことばかり考えていた。「1年365日で366ラウンドしたい!」というのがあの頃の夢だった。たまたま高校時代からの親友も同じタイミングでゴルフを始めたのもあって、二人してのめり込んでいった。

あれから十数年、熱は冷め、加齢とともにスコアは逆に悪化の一途。それでもまだゴルフを続けている。「千葉県の全ゴルフ場を回る!」という目標の為に・・・

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