引退したら老後にやりたいことの一つに、「バーのマスター」がある。
学生時代、京都の祇園のバーで時給900円のバイトをしていた。その店はマスターのこだわりで、BGMはマーヴィン・ゲイなどのR&B(リズム・アンド・ブルース)の曲しかかけなかった。なので私も、バイトの日は深夜0時から明け方の4時まで、ずっとR&Bの曲を聴きながら、水割りやカクテルを作っていた。他にも「決してカラオケは置かない!」など、店のコンセプトとBGMにマスターの強い思い入れを感じたものだ。
その「浜省版」を作りたい!というのが私の夢だ。BGMはもちろん浜省兄貴の曲オンリーで、モニターには「On The Road Films」などのコンサート映像が流れている。それを眺めながら浜省信者の客たちが、カウンターで浜省談義をしている。そしてカウンターの中からマスターの私も話に加わる。そんな「浜省ずくし」の店を趣味でやりたい。
現在、73歳の兄貴本人のコンサートは、悲しいが、いずれ行けなくなる日が来るだろう。そんな時に、フイルムコンサート代わりになるような身近な店があればいいな、と思う。

いつまで兄貴の生の姿を見れるか・・・
しかし、実店舗で実現するのはかなりハードルが高そうではある。なにせ「浜省一色」なので、浜省ファン以外はまず来ない。長渕ファンが来ることは絶対にない。来ても客同士でケンカになるだろう。尾崎ファンは信条が近い?ので、たまには来るかもしれないけど・・・
日本全国津々浦々に浜省信者は多いが、千葉に店を出しても、実際に頻繁に来れる人は限られるだろう。なので、儲けを度外視した趣味の店であっても早晩行きづまるに違いない。
そこで、実店舗が無理なら、この『ベストヒルズ倶楽部』の中に「BAR HAMA-SHOW」コーナーを作ろうと思いついた。
既存のゴルフや釣り、キャンプ、うつわ、教育、MONEYなどとは別に、独立した新たなカテゴリーとして「BAR HAMA-SHOW」を作る。そこで私の兄貴への熱い思いや、歌詞の解釈など、浜省に関するいろんな記事を書き、それを読んだ人が浜省に興味を持つ。そんな場になればいいなと。

「サロン・ド・浜省」に
すでに2本の「ハマショー記事」を書いているが、浜省ネタならいくらでも書きたいことはあるので、今後も記事数はどんどん増えるだろう。記事に対する意見や感想も貰えれば、まさに「サロン・ド・浜省」である。
そしてそれが、もともとこの「倶楽部」が目指していた姿なのかもしれない。

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