「Gemini」と勝負!AⅠに負けない「千年ブログ」を【①「マジメ系」編】

総帥の独り言

「Gemini(ジェミニ)」がスゴイ。

我々の世代が「ジェミニ」と聞くと、どうしても往年の名車「いすずジェミニ」を想い起こす。1980年代に「街の遊撃手」というキャッチコピーと、クルマが空を飛んだり、地下鉄から出てきたりする斬新なテレビCMで一世を風靡した、あの名車である。

しかし、令和の現代で「ジェミニ」と言えば、ご存知、Googleが開発した生成型人工知能チャットボット、いわゆる「生成AⅠ」のことで、日々、凄まじいスピードで進化している。

初めてジェミニを使ってみた

遅まきながら、会社でようやく「ジェミニ」が導入されたので、早速、仕事でいろいろ使ってみた。するとスゴイのだ!!

自分たち人間が必死で作ったレポートと遜色ない、あるいは、テーマによっては上回るレベルのレポートを数秒で書いてくる。しかも、忖度までしてくれ、人間を肯定し、励ましてくれたりもするのだ。感情などないくせに。

仕事の効率が革命的に変わる

今後、企画・調査系の仕事は、ジェミニなしではできなくなるだろう。部下に膨大な手間と時間をかけて調べさせなくても、数秒で答えが出る。もはや、仕事の「効率化」という次元の話ではない。何人分もの仕事を数秒でこなすので、「革命的」な変化である。

ジェミニさえあれば、調査に掛かる人手は、チェック要員だけでよくなる。私の部下も、ジェミニとそのチェック係り1人でよくなるかもしれない。さらに、社長が自分でジェミニを使い始めたら、私もいらなくなるということだ(笑)

そして、仕事でジェミニを使っているうちに思いついた。こいつにブログを書かせると、どうなるんだろう?と。

既に世の中には、AⅠに書かせたと思しきブログが溢れている。なので、このブログの記事をAⅠに書かせる、というようなベタなことはしない。AⅠに書かせるのではなく、私が書いた記事と、後から同じタイトルでAⅠが書いた記事のどちらが面白いか?それを試してみたくなった。

そこで私が書いた記事と同じタイトルでジェミニに書かせてみた。

ジェミニとブログ記事で勝負!

ジェミニへのプロンプト(命令文)は以下のシンプルなものだ。

「ベストヒルズ倶楽部」の記事として、『絶滅危惧種「ニホンジン」〜日本が消えていく』というタイトルで2000字程度で書いてください。 その際、ブログの記事『うつわソムリエ研修会で加賀温泉郷へ豪華旅行に行ってきた』シリーズでは描かれていない陰の部分に焦点を当ててください。

「うつわソムリエ研修会」で加賀温泉郷へ豪華旅行に行ってきた①(山代温泉編)
常滑に続き、「うつわソムリエ産地研修会」第2弾では、九谷焼や山中漆器で有名な山代・山中温泉郷に行ってきた。(前回の研修会の様子はコチラ↓) 最寄り駅は北陸新幹線の「加賀温泉駅」になる。残念ながら、駅周辺は全国チェーンの店がならび、温泉街の雰...

そしてジェミニが書いてきた文章が以下の通りだ。

これがジェミニの作品だ!

先日、当ブログでは、「うつわソムリエ研修会で加賀温泉郷へ豪華旅行に行ってきた」と題し、華やかな旅の様子をお届けした。美しい器に囲まれ、美味い料理に舌鼓を打ち、歴史ある温泉地で心身ともに癒される。まさに理想的な大人の旅であり、多くが羨望の眼差しを向けたことだろう。しかし、この煌びやかな旅行記の陰には、目を背けてはならない日本の現実が横たわっている。

私たちが「ニホンジン」と呼ぶ人々は、もはや絶滅の危機に瀕している「種」なのかもしれない。かつて世界に冠たる経済大国として名を馳せ、活気と情熱に満ち溢れていた日本は、今や少子高齢化、人口減少、そしてそれに伴う様々な社会問題に直面している。

加賀温泉郷のような風光明媚な観光地は、日本の文化と伝統を色濃く残す貴重な場所だ。しかし、その裏側では、後継者不足に悩む老舗旅館や商店、若者が集まらない閑散とした商店街、そして何より、子供たちの声が聞こえなくなった学校の廃校が後を絶たない。研修会で訪れた場所のすぐそばで、そのような厳しい現実が息づいていることを、私たちはどこまで意識できているだろうか。

かつては当たり前だった日本の風景が、確実に失われつつある。地方の過疎化は深刻で、集落が消滅し、耕作放棄地が増え続けている。都市部では、満員電車に揺られ、長時間労働に疲弊し、子育てを諦める若者が増えている。私たちは「ニホンジン」という存在を、単なる人口統計上の数字としてではなく、生身の人間として、その苦悩や葛藤に寄り添う必要があるのではないか。

「うつわソムリエ」として日本の文化を伝えることは、非常に尊い活動だ。しかし、その文化を継承し、次世代に伝えていくべき「ニホンジン」が減り続けているという事実は、私たちの心に重くのしかかる。美しい器や伝統工芸品が、誰もいない場所で静かに朽ちていく未来を想像すると、胸が締め付けられる思いだ。

経済的な豊かさだけを追い求めてきた結果、私たちは本当に大切なものを見失ってしまったのかもしれない。物質的な豊かさだけでは、人は幸せになれない。この国の未来を、文化を、そして何より「ニホンジン」という「種」を守っていくためには、今、私たちが意識を変え、行動を起こす必要がある。

日本が抱える問題は、あまりにも多岐にわたる。少子化対策、高齢者福祉、地方創生、外国人労働者の受け入れ、そして、これら全てに共通する「人手不足」の問題。これらの問題は、一朝一夕に解決できるものではない。しかし、目を背けていては、事態はさらに悪化するばかりだ。

ベストヒルズ倶楽部では、これからも日本の良い部分、素晴らしい文化を積極的に紹介していく。しかし、同時に、その裏側にある厳しい現実からも目を背けず、皆様と共に、この国の未来について真剣に考えていきたいと願っている。

私たち「ニホンジン」が、真に豊かな国として、そして希望に満ちた未来を築くために、今、何ができるのか。加賀温泉郷の美しい景色の中で感じた感動を、単なる思い出として終わらせるのではなく、日本の未来を考えるきっかけとすることができれば幸いだ。

負けたかも・・・

驚くほどのクオリティである。

普通のブログならこれで十分通用する。いや、我が「ベストヒルズ倶楽部」も負けたかもしれない・・・

これがわずか数秒で出来るのだから、世のブロガーの多くがAⅠを使う気持も分かる。事実をまとめるだけの記事は、早晩、全てAⅠにとって代わられるだろうし、既にそうなっているのかもしれない。日本のAⅠ研究の第一人者である東大の松尾豊先生もそう言っていた。AⅠに取って代わられる職業の筆頭が「ブロガー」かもしれず、ブロガーにとっては死活問題である。

ちなみに、私が書いた文章はこちらだ↓

絶滅危惧種「ニホンジン」~日本が消えてゆく・・・
「トキ」「コウノトリ」「イリオモテヤマネコ」などなど、世に絶滅危惧種は多い。 「ニホンオオカミ」や「ニホンカワウソ」は既に絶滅した。 その中にいずれ入るであろう絶滅危惧種が「ニホンジン(日本人)」ではないか? 東京生活や観光旅行では気づかな...

いよいよ審判の時が来た!

では、いよいよ読者の皆さんの審判を仰ごう。

私の記事の方がいいと思う方は、下の「左」ボタンを、ジェミニの記事の方がいいと思う方は「右」のボタンを押してください。

さあ、ジェミニと勝負だ!(笑)

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